フレイルを知って、健康寿命をのばしましょう

運動する男女

こんにちは。浜松デンタルクリニックです。

最近、「疲れが取れにくい」「外出するのがおっくうになった」と感じることはありませんか?
それは、年齢とともに心身の活力が低下した「フレイル」と呼ばれる状態かもしれません。
実は、このフレイルは「硬いものが噛みにくい」「お茶でむせる」などのお口の些細なトラブルから始まります。
その結果、栄養不足を招き、筋肉の低下や寝たきりのリスクを高めることがあります。
今回は、フレイルとお口の健康についてお話しします。

フレイルとは?

フレイルは「Frailty(虚弱)」に由来し、年齢とともに心や体の働きが弱まり、虚弱な状態に近づいていくことを指します。
正しいケアや生活習慣の見直しによって、生活機能を維持・向上させることができると考えられています。
フレイルの特徴は、次のとおりです。

  • 6か月間で2~3kgの体重が減った
  • 握力が女性は18kg未満、男性は26kg未満である
  • 特に思い当たる節がないのに疲労を感じる
  • 歩く速さが遅い(1秒間に1メートル進めないくらいの速さ)
  • 運動の習慣がない

3つ以上当てはまる場合は、フレイルの可能性が高いとされています。

身体だけではない? フレイルを招くさまざまな原因

フレイルと聞くと、「運動不足による筋肉の減少」をイメージする方が多いかもしれません。しかし、原因はそれだけではなく、以下の3つの要素が深く関係しています。

  • 身体的要因: 噛む力や飲み込む力が弱まる
  • 精神・心理的要因: 気分の落ち込みや認知機能の低下
  • 社会的要因: 外出や人との交流が減ることによる孤独感

お口の衰えがフレイルの進行を早める

お口の機能が落ちると、柔らかいものばかり好んで食べるようになり、肉や野菜などのたんぱく質が不足しがちになります。たんぱく質が不足することで全身の筋肉が減り、結果として「歩く力の低下」や「寝たきり」のリスクが高まります。
このように、お口の健康は、全身の健康を守るために重要な役割を果たしています。

まとめ

フレイル対策は、運動で筋力を付けるだけでなく、「食べる・話す・飲み込む」といったお口の健康を守ることから始まります。
オーラルフレイルは自分では気付きにくいことが多いですが、早めにケアをすれば維持・改善することが可能です。
毎日のセルフチェックを心掛け、食事やお口のケア、会話や外出などの習慣を少しずつ整えていくことで、健康寿命をのばすことにつながります。
当クリニックでは、歯の定期検診によるお口の健康チェックを行なっています。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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